紀 梅亭(きの ばいてい・1734-1810)先生に学ぶ

『九老画譜』(きゅうろうがふ)

成立年 1797年

場所  京都

巻冊数 乾,坤2冊

俳味あるやわらかな略筆

梅亭は与謝蕪村の門人で、近江蕪村とも呼ばれた人だ。還暦後は大津に住んで「湖南九老」と号し、皆から「九老さん」と親しまれた。この画譜の見開きには力の抜けた線で、左右別々の絵が描かれている。拡大した花と家を斜め上から見た図、子供をかごに乗せて田んぼ道を行く人と空にかかった月の図、といった具合で、そこに関連性と物語を見出してしまうような俳味溢れる本である。


・東京藝術大学附属図書館本(乾,坤2冊) 国文学研究資料館 新日本古典籍総合データベース DOI:10.20730/100265350

・Ebiコレクション本(乾,坤2冊) 立命館大学 ARC古典籍ポータルデータベース Ebi0408

・The British Museum本(2巻1冊) 立命館大学 ARC古典籍ポータルデータベース BM-JH183

・The British Museum本(2巻1冊) 立命館大学 ARC古典籍ポータルデータベース BM-JIB0401

・The Metropolitan Museum本(2巻1冊) The Met Collection立命館大学 ARC古典籍ポータルデータベース 2013.654


<模写について>

模写したページ https://www.dh-jac.net/db1/books/results1280.php?f1=BM-JH183&f12=1&enter=portal&lang=ja&skip=22&-max=1&enter=portal&lang=ja

模写の方法 PC画面を見て臨模

使用した紙 永豊(中国紙、100枚 600円)

使用した筆 選毫円健(蘇州湖筆製、900円)

使用した墨 濃墨液(古梅園製、200ml 800円)


デジタルアーカイブ模写派!

かつての画家たちが、なんども筆でうつし、まなび、脈々と我が物にしてきた、絵画の教科書「絵手本」。 絵手本にならうことは、実際には会うことの叶わない、いにしえの名人たちとの対話であり、また、学習の時間でもありました。 いまは、検索によってそれらをWEB上で自由に見ることができる時代です。 このサイトでは、絵を描くものの目線で「学びたい」と思う絵手本のデジタルアーカイブを集めてみました。